道 情報部 令和4年11月6日 
 
 
 
 
 令和4年11月4日。第31回北海道生活科・総合的な学習教育研究大会オホーツク北見大会が無事に開催されました。3つの授業公開を通して、オホーツク地区の研究テーマ「自分発 自分行き」~問いのリアリティー・クオリティー、目指す子どもの姿に向かう評価~について研究討議が行われました。現地参加とオンラインによるハイブリット形式により、全道各地から参会者が研究協議に参加することができました。また、文部科学省の調査官による講演会にもたくさんの会員が参加し、本大会や全国各地の実践事例により、生活科・総合的な学習の時間による資質能力の向上について学ぶことができました。(R4年11月6日更新)
 道 情報部 令和4年9月17日
 
 令和4年11月4日。第31回北海道生活科・総合的な学習教育研究大会オホーツク北見大会が開催されます。開催方法は一般の方はオンライン、連盟会員は現地参加とオンライン参加になります。詳しくはこちらをご覧ください。(R4年9月17日更新)
 道 情報部 令和4年7月30日 
 
 
 
 
 令和4年7月30日。第30回北海道生活科・総合的な学習研究連盟夏季研修会が渡島地区が主管となり開催されました。オンライン形式で80名を超える参加者がありました。午前中は留萌地区・札幌地区・渡島地区から3名の実践発表会があり、6つのブレイクアウトルームに分かれ、「訪問が難しい体験活動」や「発表方法」、「教師の想定と子どもの興味関心が離れた場合の構成」、「子どもの主体的な態度を引き出す方法」などについて交流しました。「工夫した直接体験」や「ICTの活用」、「相手意識と内容を明確にした発表方法」、「ねらいと出口を見据えた柔軟な単元構成」、「身近なリアルのたっぷり触れることの大切さ」など充実した内容交流が行われました。(R4年7月30日更新)
 道 情報部 令和4年7月26日 
 
 本連盟情報交流誌「DO!ネット」をアップしました。こちらからどうぞ。(R4.7.26更新)
 道 情報部 令和4年7月5日 
 
 全道夏季研修会の案内をアップしました。こちらからどうぞ!(R4.7.5更新)
 道 情報部 令和4年6月18日
 
 令和4年6月16日(木)17時30分より臨時全道代表者研修会が開催されました。7月に開催予定の渡島地区・函館地区主管『全道夏期研修会』と、11月に開催予定の『全道研究大会 オホーツク・北見大会』についての進捗状況を確認しました。どちらもオンラインの利点を最大限に活かしながら、柔軟な発想で実施できるように協議しました。様々なコンテンツを活用することで、研究の在り方や取組の発信にも幅が出てくると思われます。今後も事務局と各地区、全道の研究部と連携しながら計画を進めていきます。(R4.6.18更新)
 道 情報部 令和4年5月21日 
 
 令和4年5月20日金曜日、19時より全道の研究部長でオンライン会議を開催しました。道委員長、事務局長も一部参加し、各地区の近況報告から会議が始まりました。続いて渡島での夏季研修会やオホーツク北見での全道大会に向けて、現在の進捗状況の確認がされました。
オンラインにするか、現地開催か、ハイブリッドか…。先を見通しながら準備を進める際に、何が必要なのか、対応すべきことはなんなのか、何を見せるか、どう発信するか…。
オンラインにより、遠方の仲間と意見を交わせるようになりましたので、指導案検討や管内大会の参加など、まだまだ可能性はありそうです。
週末の夜にもかかわらず、熱心に話し合いを進めていた各地区研究部長でした!
21日土曜日に総会や部会を開催する地区もあるようです。令和4年度がいよいよ始まります。

(R4.5.21更新)
 道 情報部 令和4年4月23日
 
 
 令和4年4月23日、令和4年度北海道生活科・総合的な学習教育連盟の全道総会が開催されました。ホテルライフォート札幌をメイン会場とした会同とオンラインのハイブリッド形式で行いました。委員長よりオンラインを活用して全道各地が離れていてもつながりあうことができたこと、今年度は「ひろげる・たしかめる」をキーワードに取り組みましょうというお話がありました。総会後には全道代表者会議が行われ、各地の活動報告や全道宿泊研修会・全道研究大会北見大会について交流しました。(R4.4.23更新)
 道情報部 7月25日更新
 
 7月24日から、全道夏季研修会が釧路地区主幹で行われました。
 本連盟としては、昨年はできませんでしたので2年ぶりとなります。
 現地へ赴くことなく、リモートでの開催ですが、1日目の前半は、3つのグループに分かれての研修会、そして後半は文部科学省初等中等教育局 教育課程課 教科調査官の齋藤博伸先生にご講演いただき、大変有意義な時間となりました。
 釧路地区 7月24日更新
 
  令和3年度が始まりました。昨年度は,コロナ禍による長期間の休校を余儀なくされ,思うような実践ができない部分が多くありました。

 今年度は,依然としてコロナと向き合っていかざるを得ない状況ではありますが,できるところからコツコツと実践を重ねていければと思います。

本校では,今年度も地域人材の力を借りながら,より子どもたちが生まれ育ったまちについて理解を深められるように取り組んでいきたいと考えています。なお,本校の今年度の総合的な学習は,大きなテーマとして以下の学習について取り組んでいく予定です。

3学年~タンチョウ  4学年~農業  5学年~福祉  6学年~まちづくり

 釧路市内の学校では,羊を借りて1年生がお世話を続けるという特徴的な取組をしている学校もあります。こうした様々な学校の実践についての情報も得ながら,地域の特性を生かした生活科や総合的な学習の時間について深めていければと思います。

 札幌地区 7月24日更新
 
  本校では毎年4年生が札幌市内を流れる豊平川の支流の月寒川について調べています。
 今年度は感染症対策の影響で総合的な学習は2学期からの実施となりました。実地調査の時も「距離をとって」ということを指導し、一人一人調べたことを新聞にまとめました。交流会は今年度ワークショップ形式では密になりそうなので止めました。密を避けた交流の仕方を検討した結果、一番広い室内である体育館を会場に、換気をできるだけ行う、隣との距離を空ける、大きな声を出さない、5分ぐらいで発表して隣に移動する、という方法で交流会をしました。
 函館地区 7月24日更新
 
  10月の函館全道大会に向けて,函館市立弥生小学校では知育推進部が中心となり,学校一体となって熱く校内研に取り組んでいます。昨年度は主に2年生活科,3年総合,5年総合の授業づくりを行い,研究授業を行いました。
 また,素晴らしい授業を通して,活発な意見交流を事後研で行うことができました。
 全道大会は函館開催です!厳しい情勢ではありますが,皆様のご参加をお待ちしています!
 上川地区 7月24日更新
 
 音威子府小学校では、毎年12月の参観日で生活科と総合的な学習の時間の発表会をしています。
1・2年生は、「えがおのひみつ たんけんたい お店調べの報告」の単元で学んだことを模造紙にまとめて発表しました。3・4年生は、音威子府で木工作品を制作していた「彫刻家 砂澤ビッキについて」をパワーポイントにまとめて発表しました。5・6年生は、「修学旅行のまとめ」をパソコンでスライドを作成し、それにナレーションをつけて発表しました。
5・6年生は、本来札幌に行くはずだった修学旅行でしたが、旭川に変更となりました。旭山動物園の裏側ガイドツアーで、カバの寝室に入り生態について学んだり、ガラス工芸を体験したり、アスレチックをしたりと、多くのことを体験することができました。その学びをパソコンでスライドショーにまとめました。学校のパソコンは、一人1台使えるので、それぞれ工夫を凝らしたスライドを作成していました。
 留萌地区 7月24日更新
 
  令和2年度の冬はとても寒く,また雪が多いので,生活科「きせつとなかよし ふゆ」の冬探し,冬遊びを十分に楽しめる条件がそろっています。そこで,子どもたちに冬にしてみたい遊びを聞いてみたところ,宝探しとかまくら作りが挙がり,早速その2つに挑戦しました。最初にチームに分かれて宝探しをすると,子どもたちはどれだけ早く宝を見つけられるかで大盛り上がり。次はかまくら作りで,始めは各々が作ろうとしていたのですが,大きくするにはどうしたらよいか,どこに作ったら雪をたくさん集めることができるのかなど,みんなで相談し,分担を決めて大きなかまくらができるよう頑張りました。休憩の時間にも関わらず,チューブで坂を滑ってみる子どもやミニ雪だるまを作る子どもがいて,最初の時間に冬の遊びを十分に楽しんだようです。今後は,さらに冬の特徴や素晴らしさに触れていきます。
 札幌地区 12月31日更新
 
  千歳市のS小学校では、全学年で「アイヌ文化学習」に取り組んでいます。2021年度で25周年を迎える伝統ある学習です。

今年度も夏から秋にかけて、どの学年も貴重な体験が目白押し!どの学年の学習も、講師の先生をお招きして行っています。講師の先生に教わりながら、イナキビを育てて団子を作ったり、アイヌ民族の舞踊をしたり、伝統的なサケ漁を体験したり、アイヌ文様の刺繍をしたり・・・などなど、学年の発達段階に応じて体験学習を行っています。

子どもたちは講師の皆さんとの温かな交流と体験を通して、楽しみながら本物のアイヌ文化に触れています。

釧路地区 12月31日更新
 
 釧路生活科・総合的な学習教育研究会では,令和3年夏の「第30回全道宿泊研修会」に向けて少しずつ動き始めています。先日,役員会を開き,日程等今現在の進捗状況や組織編成,各部の業務内容やスケジュールについて確認しました。コロナの状況により,まだ先行きが分からない部分もありますが,できるところから進めているところです。

 また,研究部の取組としては,今年度は,なかなか授業研究ができないことから,研究部員が実践した授業を持ち寄り,「指導案を残す」という形で進めているところです。詳細は未定ですが,1月に予定している冬季研修会の中で少し交流できれば,と計画中です。

 ※写真は,本文とは関係ありませんが,阿寒小学校のグラウンドに飛来したタンチョウです。毎年3年生がデントコーンでニオを作り,タンチョウを呼びます。タンチョウも重要な地域素材です。

 留萌地区 12月31日更新
 
 啓徳小学校の総合的な学習の時間では,例年,保護者や地域の方々に協力をしていただきながら一緒に野菜を育て,その体験をもとに野菜について調べまとめています。さらに,そのまとめを「収穫祭」という会で保護者や地域の方の前で発表し,収穫したものを使った料理を一緒に食べています。

しかし,今年度は新型コロナウイルス感染症感染蔓延防止のため,保護者や地域の方々の協力をしていただかずに,子どもと教職員だけで野菜を育てました。子どもたちは例年よりも栽培の難しさを感じていましたが,できた喜びも大きかったようです。今年度,収穫祭はできませんでしたが,調べたことを文化祭で発表しました。

来年度は,保護者や地域の方々と一緒に収穫したり,調べたものを見ていただいたり,収穫したものを味わったりして,感動をともにできるよう祈るばかりです。

 渡島地区 12月31日更新
 
   2年生の「うごくうごくわたしのおもちゃ」で1年生に向けておもちゃ作りをしています。例年ならば作ったおもちゃで1年生と交流するところですが,今年は,新型コロナウイルス感染予防のためできません。作ったおもちゃを1年生に渡すだけになってしまいますが,「1年生にハッピーな気持ちになってもらいたい」と目的意識をもって,活動に取り組んでいます。
 国語の「おもちゃの説明書を作ろう」という単元と関連させ、おもちゃを作るだけでなく,説明書作りにも取り組んでいます。1年生が読めるようにふりがなをつけたり,大事なところの文字を大きくしたりして、工夫して意欲的に取り組んでいます。制限された環境下でも,子供達はたくさん考え、熱心に学習しています。
 上川地区 11月29日更新
 
 
東神楽小学校の1年生が,生活科「なかよくなろうね 小さなともだち」の学習で,旭山動物園から期間限定で動物を借り受け,モルモットの飼育に挑戦しました。旭山動物園が旭川市外の学校に動物を貸し出すのは難しいことでしたが,本校がとても動物園に近いという立地条件と,飼育員さんはじめ旭山動物園の配慮により実現の運びとなりました
 動物園での触れ合い,動物のことを調べる活動を経て,晴れて2週間の飼育活動に取り組んだ子どもたち。お別れしたあとすぐの休日には,「動物園に連れて行って!」とおねだりし,自分たちが名付けたモルモットの「そらちゃん」に会いに行った児童が6人もいました。命の温かさを感じたようでした。
 上川地区 11月29日更新
 
 南富良野町は、面積のおよそ9割が森林であり、古くから林業に従事する人が多い地域です。
 また、北海道でも有数の「イトウ」の生息地とも知られています。
 そのため、第3学年では、南富良野町の森林について学ぶ学習「エジンバラ公を観察しよう」、 第4学年では、南富良野町の河川に生息する生物について学ぶ学習「自然博士になろう~イトウと水生生物たち~」を行っています。
 第3学年では、森林の様子や、林業の仕事の様子、廃材のチップを燃料とした町独自のチップボイラーについての学習などを単元計画に盛り込んでいます。
 4年生では、南富良野の河川の特徴、イトウの生態、生息している水生生物について触れる単元計画になっています。
 また、南富良野小学校では、全ての教科で活動の「ふり返り」を重視しています。「課題に対してのふり返り」「習熟度についてのふり返り」「次時の学習でしたいこと」の3点の視点でふり返りを行っています。特に総合的な学習の時間では、3点の中でも「次時の学習でしたいこと」に着目し、それが次の「課題設定」につながるように、毎時間の授業を計画しています。具体的には、児童の「次時の学習でしたいこと」、それにもとづく「課題」を地域の講師の方と共有して、児童の興味・関心に基づく課題探求となるように、活動内容を設定しています。もちろん、教師が意図した単元計画ではありますが、児童がふり返りをもとに、自らの意思や判断により課題解決していくように、単元構成を考えています。
 3年生の森林学習では、事前のアンケートから、「葉っぱを見て木の種類がわかるようになりたい。」という意欲をもった児童が多数いることがわかりました。そのため、単元の初めに、実際に講師の方と森林(エジンバラ公の森)へ行って、葉っぱの特徴について知る学習を行いました。
 すると、その学習のふり返りでは、「南富良野町にこんなにたくさんの種類の木があることを知った。」「色々な木が、何に使われているのかを知りたい」との思いが出てきました。そこで、チップボーラーへの活用の他に、秋の学習では、木の伐採方法と、加工の仕方について調べる単元計画とすることにしました。
 4年生の河川学習では、事前のアンケートから、「とにかく川に入ってみたい」という児童が多数見られました。そのため、単元の初めに、近くの沢へ行って、あみで魚を捕る体験を行いました。その学習のふり返りでは、「別の川の魚の種類についても知りたい。」「別の川のきれいさについても調べたい。」と、別の川を調べて、比較したいという思いが出てきました。この活動は、当初の単元計画に盛り込まれていましたが、児童が自ら立てた課題を体験的な活動等を通して解決することで,主体的・対話的で深い学びにつながりました。
 児童の「次は~したい!」という思考の流れを予測して、探究的な見方・考え方を働かせる学習として展開していくよう単元を構築していくことが大切であると感じました。
 釧路地区 9月14日更新

  9月5日(土),釧路生活科・総合的な学習教育研究会の夏季研修会が行われました。今年度の全道大会は中止になりましたが,研究部員による紙面での実践交流,調査研究部の立ち上げ,単元配列表の実践蓄積など「今だからこそできること」を着実に積み重ねていくことを確認し合いました。
また,今回の夏季研では,様々な事業に携わり,フリーペーパー『FIELD NOTE』を発行している清水達也氏を講師に招き,「釧路の魅力」について講演いただきました。「体験すること」「人とつながること」,そして「夢中になれるものを見付けること」の大切さについて改めて考えることができ,今後の教材開発や授業実践に向けた実りのある講演になりました。ご自身もたくさんの顔を持ち,釧路管内でご活躍されている清水氏ですが,これを機に我々との「つながり」も深め,子どもたちに釧路の魅力をたくさん伝えていけたらと思います。

留萌地区 9月14日更新
  啓徳小学校低学年の生活科では,地域の人々や施設,また安全な生活はどのように守られているかを探しに「まちたんけん」に出発しました。「まちたんけん」では,郵便局や消防署,スーパーなどで働く人々の工夫や思いについて質問しました。自分たちの疑問に答えてもらったことやいろいろな発見をしたことでとても満足していました。その後の報告会では,どの施設も「笑顔」「ありがとう」「元気」が循環していることやみんなの笑顔の秘密を理解しました。この探検が終わって,汽車やバスを使って行うとなり町への探検にも意欲を燃やしていました。
 旭川地区 2020年8月23日 掲載 
 
 旭川の生活・総合的な学習部会ではzoomを用いてオンライン研修を行うことを企画しています。コロナ禍のなかで一カ所に集まることができない現状や働き方改革の推進を踏まえて,研究部が中心となって実現しそうな段階にあります。内容は「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料の読み合わせです。このような中でも学びを止めることなく,一人一人の資質向上を目指していきます。
 道連盟  2020年8月23日 掲載
 
 札幌市もコロナの影響で、今年度の札教研集会の公開授業は中止になりました。
写真は昨年度の生活科の秋の研究集会での取り組みです。
2年生の生物教材と言えばアメリカザリガニが定番でしたが、それに代わる生きものとしてオカダンゴムシについて学習しました。
学校の周りで一人一匹ずつ獲ってきて来て、一人一人自分のダンゴムシを飼育し、観察しました。全員ダンゴムシを触れるようになり、体の特長や生態について詳しくなりました。
 道連盟 2020年7月16日 掲載  
 
あさがおの種まきシーズン中に、コロナ対策の長期臨時休校となってしまい・・・
石狩管内M小学校でも、1年担任が頭をかかえていたのですが、結局、分散登校日に生活科の授業を行い、種まきをしました。
十分に時間を確保できないため、植木鉢に土を入れておくなど、通常ではあまりしないような事前準備も担任が行いました。
分散登校当日、最初は久しぶりの学校にちょっと緊張ぎみの1年生でしたが、あさがおとの出会いにだんだん表情が明るくなり、上手に種まきをすることができました。
そして、学校再開。
見事、初日に芽が出ました!!
もちろん、1年生はにっこにこ。
時期を失うことなく、あさがお単元を進めることができ、担任団はほっとしています。 
道連盟 2020年4月23日 掲載 
 
4月14日から始まった臨時休校も、今日で10日目となりました。北海道は、今日の速報で感染者が45名新たに見つかった、と出ていました。これまでのところ、臨時休業は5月6日までということですが、一体どうなってしまうのでしょうか。
 さて、目下のところ生活科の学習で悩みどころはアサガオやミニトマトの栽培をいつから始めるか、ということです。臨時休業が予定通りに終わって、子どもたちが元気に登校する日々が戻ってくるのでしたらあまり心配はありませんが、もしも延長となってしまったら…。アサガオは6月から栽培を始めてもぎりぎり間に合うかもしれませんが、ミニトマトは実を付けられるかどうか難しいところです。これから、対策を考えていこうと思います。 
釧路地区  2020年3月29日 掲載  

 

釧路生活科・総合的な学習教育研究会では,1月25日(土)に冬季研修会を行いました。旭川大会に参加した先生からは,4学年の「『川のまち旭川』調査隊」の授業や授業分科会について報告がありました。思考ツールを活用した情報の整理・分析や問い返し,視点を明確にした振り返りの在り方など思考の深まりを目指す授業について大きな学びを得ることができました。研究部長からは,今年度の実践のまとめや次年度に向けた見通しについて提案がありました。研究理論や各学年の指導案,課題別分科会などの準備や完成時期など令和2年度の全道大会に向けて会員間で共通理解を図りました。

後半は,単元構想の演習を行いました。今回は1学年生活科「なかよくなろうね 小さなともだち」,3学年総合「昭和小ふれ合い隊」,5学年総合「『昭和の宝物』発見・発信プロジェクト」の3本について,単元配列表も参考にして「子どもに身につけさせたい力」や「子どもの思考や思い」を考えながら単元の構想を練りました。演習は各グループ予定時刻をオーバーするくらい白熱し,子どもの思考を活かす教師の働きかけの大切さを学び合うことができました。
(釧路市立昭和小学校 松田和也) 

留萌地区  2020年3月29日 掲載  
 
天塩町の啓徳小学校中学年の「オヌプナイ名人を探せ!!」という単元では,オヌプナイ(雄信内地区)にいる,物作りの上手な人や秀でた技術をもった名人を探し出しています。おうちの人や地域の方から情報を集めながら,裁縫や太鼓,牛の爪切り,チーズづくりの名人など探し出すことができました。そこから更に名人たちへのインタビューや見学を通して苦労や喜び,工夫や努力などをまとめています。国語と関連させながらより分かりやすいポスターにまとめ,ポスターセッションを行い交流していきます。その後,雄信内地区のパンフレットを作成し地域の魅力を発信していきます。 
上川地区  2020年3月29日 掲載  
 
新年度に向けての教育課程編成作業が大詰めを迎えています。富良野市立東小学校では,6年生の総合的な学習の時間において,これまでの単元に置き換える形で「将来に向かって」という単元を新設しました。その際とても参考になったのが,昨年10月の生活・総合全道大会・旭川大会の紀要をはじめとする資料です。特に評価基準については,旭川大会で公開された全学年の評価基準が新学習指導要領の趣旨をしっかり踏まえた内容になっていて,現行指導要領における生活科,総合的な学習との違いを校内で共有していくのにたいへん役立ちました。 
旭川地区  2020年3月29日 掲載  
 


先日は第29回北海道生活科・総合的な学習教育研究旭川大会に全道各地よりご参加いただきありがとうございます。今回の研究大会では『骨太な子供』(ほんきで ねがいをもって ふかくかかわり ともだちといっしょに~新しい時代に必要な資質・能力を身に付けた子供像)の育成を目指して,主体的・対話的な研修を重ねながら準備を進めて参りました。本大会では,様々なご縁をいただく中で,幼稚園・保育所・こども園・小学校・中学校・高校まで,学校種間接続や子供の育ちを意識した授業公開と分科会を設定することができました。また,ご参加いただきました皆様からは,忌憚のないご意見やご省察をいただきました。それらを生かし,今後も「自ら学びの世界を拡げ よりよい自分を創る子ども」の育成を目指して旭川市連盟一同研修を積んで参ります。 
 函館地区 2020年3月29日 掲載  
 
12月中旬,函館市立鍛神小学校の4年生は,学校近くの老人ホームに足を運びました。例年,行っている交流事業なのですが,子ども達は自分達のことを『お年より喜ばせ隊』と名づけ,主体的に活動に取り組みました。まだ会ったことのないお年よりと楽しい時間を過ごすため,ホームの職員の方から伺った日頃の様子や好きなことをもとに,企画について何度も話し合いを行いました。最初のうちは「自分達がやりたいこと」を挙げていた子ども達ですが,話し合いをすすめるうちに,「お年よりが楽しめるかどうか」が大切だということに気づき,再度ホームの職員の方に連絡を取ったり,自分達の身近なお年寄りの様子を交流したりしながら,相手のことを大切にした企画を考えることができました。

当日は,どの子も緊張した様子でしたが,自分達の企画を一生懸命行っていました。お年寄りの笑顔をみることもでき,子ども達は満足そうでした。しかし,振り返りの時間では,「折り紙の難易度が高かった」「セリフの工夫が足りなかった」などの反省点が挙がり,「改善してもう1回行きたい!そうすればもっと喜んでもらえる!」という思いをもつ子がほとんどでした。本当は再度交流させたいのですが,大人の事情で難しいため,来年度行う幼稚園との交流事業で,この経験を生かしてもらいたいと考えています。

 
上川地区  2020年3月29日 掲載  
 
今年度富良野市では,扇山小学校が「幼小連携・接続推進事業」の指定を受けています。「幼小連携・接続推進コーディネーター」が市内の小学校3校と幼稚園・保育所を巡回しながら,幼児教育の意見を踏まえたスタートカリキュラムの作成等に関わったり,情報発信を行ったりしています。また,「富良野市幼小接続推進協議会」の設置に向けても尽力されています。コーディネーターを担当する小瀬教諭は,10月に旭川で行われた生活・総合の全道大会で幼稚園・こども園と小学校の連携授業を参観され,「保幼小連携部会」でも積極的に質疑に参加されていました。
 写真は,富良野市立東小学校の1年生と市内の幼稚園児が交流学習を行っている様子です。実施に向けては,コーディネーターの小瀬教諭にも協力していただきました。「あきのたからものランド」当日,最初は1年生も園児も緊張しているようでしたが,1年生が園児のスタンプラリーカードを見ながらまだ行っていないお店に連れて行ったり,お店の特徴をアピールしながらたくさんの園児に話しかけたりする様子が見られました。終わりの会では,園児から,どんぐりごま、けん玉,魚釣り,迷路,変身できるお店など,「どのお店も楽しかった!」と感想をもらいました。また,幼稚園の先生からも「しっかりしていたね」と褒められたことで,これまでの活動に自信をもつことができました。 
オホーツク地区  2020年3月29日 掲載  
 
オホーツク地区では、2月1日に遠軽町立南小学校にて冬季研修会が行われました。
講演は、教育出版編集局 生活科編集長の公文加住氏をお招きして行われました。 
 釧路地区 2020年3月29日 掲載  
 
  釧路生活科・総合的な学習教育研究会では,次年度の全道大会を見据え,各ブロックで授業実践を重ねているところです。11月25日(月)には,釧路市立昭和小学校を会場に4学年の「総合的な学習の時間」の提案授業が行われました。本校の特色の1つである「ビオトープ」を題材に,これまでビオトープをよりよくするために自分たちが取り組んできたことを振り返り,今後について考える学習でした。ゲストティーチャーから学んだことを思い出したり,20年前のビオトープの姿と比較したりして,自分たちの活動を振り返りつつ,これからどうすべきかを考え合いました。「自分たちがやってきたことを次の4年生に伝えたい」「ポスターを作るなどして他の学年にもきれいに使うように伝えたい」など様々な考えが出て,活発な意見交流が行われました。途中で,授業者から「ビオトープをきれいにするのはなぜ?」という投げかけがありました。「自分たちがきれいにしたから」「きれいにするのを続けないと,また汚くなるから」などのやり取りが見られました。子どもたちがきれいなビオトープをこれからもずっと維持したいという思いや願いが見られた瞬間でした。 (釧路市立昭和小学校 松田和也)
渡島地区 2020年3月29日 掲載  
 
 11月15日,木古内町立木古内小学校3年生の総合的な学習の時間の授業公開が行われました。「再発見!わたしたちのまち」をテーマに,まちのよさを2年生に伝えるため,オススメしたい場所の順位を決める活動を行いました。話し合う視点が明確に示されていたため,子供達はみんなで意見を出し合い,一つに絞ることができていました。
 事後研では,話し合い活動の時間を区切りながら行うとよいのではないかという意見が出されました。区切った時間に,ほかの斑の選んだ場所の理由を交流することで,さらに話し合いが活発になるのではないかということでした。
 今後この授業では,2年生に向けて発表する活動が行われます。よりよい発表が行われ,まちの魅力を再発見してほしいと願っています。
 
留萌地区 2020年3月29日 掲載  
 
9月19日,天塩町立啓徳小学校の全校児童と老人会の皆さんで「収穫祭」を行いました。この活動は,老人会や保護者と育てた野菜を一緒に食べよう,というものです。
春から老人会や保護者の皆さんに畝の作り方,苗の植え方,除草,追肥等いろいろと指導していただき世話をしてきました。
わくわくしながら収穫すると,とても立派なジャガイモ,ニンジン,タマネギ,カボチャ,サツマイモができました。子どもたちは,取れた野菜を見て,「うわー!」「すごい!」と目を輝かせ,歓声を上げていました。
「収穫祭」当日,その野菜はポテトサラダや豚汁として給食で出され,老人会の皆さんと一緒にいただきました。さらに,それぞれの学年で調べたり,作成したりしたものを発表し,野菜への知識が深まると同時に,地域の方に発表を見てもらうことで来年に向けた意欲が高まったようです。今後も地域との繋がりを深めていきたいと思います。 
 オホーツク地区 2020年3月29日 掲載  

 
 雄武小学校で管内大会が行われました。1年生活科『あきをみつけにいこう』の学習です。
秋になり、いつものフィールドで見つけた「秋の宝物」の松ぼっくりを使い、みんなでけん玉づくりをしました。友達と協力して作ったり、遊び方を工夫するなどして、けん玉遊びを楽しみました。もっと遊びたい、次も遊びたいという声がたくさんありました。
函館地区    2020年3月29日 掲載 
 
函館市立鍛神小学校では、『ノーマライゼーション』の単元に取り組んでいます。社会科の安全なまちづくりの学習で校区内を探検していた際、横断歩道の誘導音や点字ブロックの存在に気づいた子どもたち。そこから、「視覚障害」についての探究心が芽生えました。そもそも「目が見えない」とはどのような状態なのかという疑問をもった子ども達は、3年生のときの経験から「詳しく知っている誰か」から話を聞けばわかるかも!という思いをもちました。そこで、函館視力障害センターの方をお招きし、「目の見え方」についてお話ししていただくことにしました。授業では、ゴーグルをつかった体験も行い、子ども達は「目が見えない」といっても『人それぞれ』見え方が違うということに気づくことができました。これからの学習で、『人ぞれぞれ』の見え方に合わせた支援について調べたり、視覚障害のある方の思いや願いに触れたりする学習を経て、“自分たちはこれから何ができるか”を考えていってもらいたいと思います。 
道連盟   2019年10月20日 掲載 

 
10月17日(木)、18日(金)の日程で、本年度の全道大会が行われました。当日は、全道各地から沢山の連盟会員をはじめとする先生方に参加いただき、研究授業や分科会、課題別分科会など熱い議論が交わされました。また、講演では文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の渋谷一典先生に「確かな資質・能力を育成する生活科・総合的の授業づくり」についてお話しいただきました。全道大会は終わりましたが、各地区での研究はまだまだ続きます。更なる子どもたちの成長を目指して、邁進していきたいと思います。 他の写真はこちら 
旭川地区   2019年10月20日 掲載 
 
 10月17日18日に第29回北海道生活科・総合的な学習研究旭川大会を行います。本連盟では,前回の全道大会の成果と課題をもとの実践を積み重ねてきました。当日は,小学校生活科,総合的な学習の時間の授業公開の他に,保幼小連携をテーマにした授業や中学校の総合的な学習の時間の授業公開もあります。また,課題別分科会には「高校の総合的な探究の時間」をテーマにした特設部会も設けています。是非,足をお運びいただき2日間を通じて学びを深めていただけたらと思います。 
札幌地区   2019年10月16日 掲載
 
 後期授業学習会の取組がスタートしました。この日は西小学校で総合的な学習の時間の授業部会がありました。プログラミング教育を意識した学習を検討しています。 
 釧路地区  2019年10月16日 掲載
 
 釧路生活科・総合的な学習教育研究会では,9月7日(土)に釧路市立昭和小学校を会場に夏季研修会を行いました。今回は,10月17日・18日の旭川大会で提言する棚谷智実教諭の発表検討がメインとなりました。子どもの願いや思いを学校生活につなげる,学校生活と単元の学びをつなげる生活科発信のカリキュラム・マネジメントの在り方や「深い学び」の捉え方について演習形式で協議を行いました。他にも7月に行われた全道宿泊研修会の報告,今年度の研究理論や前期の活動報告,来年度の釧路大会に向けた進捗状況の確認など盛りだくさんの内容で,とても充実した研修会になりました。今後,「子どもが本気になるしかけ」「子どもの思いや学びをつなぐ教師のかかわり」を中心に実践を進め,さらに研究を深めていきたいと考えています。 
 渡島地区  2019年9月24日 掲載
 
1年生が生活科で育てていたあさがおの種ができてきました。
子供達は、緑色だった種が茶色になってしまったことで、「枯れちゃった・・・」と悲しんでいましたが、「せっかくだから、割ってみたら?」と声をかけると、子供達は、「やってみる!」と意気揚々と割っていました。そして、「わぁ!中に種があったよ!枯れたんじゃなかったんだね」と大喜び。子供が予想していた展開とは違う結果に、子供達は驚いていました。早く種になっていないかと毎日観察している子供達です。
 
留萌地区  2019年9月24日 掲載 
 
7月中旬,留萌市の1年生が「なつとあそぼう」を学習しました。まず,はじめに夏の遊びについて話し合いました。「夏遊びでしたいことは?」「スイカ割り!」「葉っぱのお面!」「泥遊び!」「シャボン玉!」などどんどんイメージは広がっていきます。
 実際,外へ出て活動したときには,スイカ割りの「もっと右!」「左,左!」と大きな応援が響き,見事スイカのボールを叩いていました。また,手で泥遊びをしているだけでなく,裸足になって泥の感触を楽しんだり,葉っぱで器用にお面を作ったりする子も。水たまりでカエルを捕まえたときには笑顔が溢れていました。これらの遊びで夏を楽しみ,肌で季節を感じ,これからも自然に親しんでほしいと思います。
 
 上川地区 2019年8月25日 掲載 
 

7月28日(日)・29日(月)の第28回全道宿泊研修会は,東川町立東川小学校と森のゆ花神楽(東神楽町)を会場に開催されました。宿泊研修は夏季の開催が定着してきており,前回上川地区主催の冬季宿泊研(富良野市,平成27年度)より多い,96名の方にご参加いただきました。

1日目の研修は,旭山動物園の佐賀真一氏と,文部科学省から渋谷一典教科調査官をお招きした講演がありました。また2日目は,旭川地区に中心となって新しいスタイルでの単元検討ワークショップがあり,参加者からはどれも充実した内容だったとの感想がありました。

閉会式では,令和元年10月18日(金)「1(い)1(い)0(れ)1(い)8(わ)」に旭川で開催される全道大会と,次年度定山渓温泉で開催される札幌地区主管の宿泊研修のPRがありました。参加されたみなさん,お疲れさまでした。 

渡島地区   2019年8月25日 掲載 
 
1年生は,あさがおの観察日記を書いています。
前に観察したときと比べて変わったことを頑張って文字化したり,絵にしたりして表しています。あさがおの成長だけでなく,あさがおに蜘蛛の巣が張っていることや,アブラムシがついていることにも驚きの表情を浮かべていた子供達でした。花がさくともっともっと嬉しい表情をみせることでしょう。
 
 後志地区  2019年8月25日 掲載 
 
神恵内小学校では、福祉系の学習は高学年で行うのですが、全校で医療施設ハイツ998(温泉998の隣)に毎年交流に行ってます。
介護施設ではなく、医療施設なのでコミュニケーションをとるのも難しいところもありますが、子どもたちは積極的に動いています。
 旭川地区 2019年8月25日 掲載 
 

旭川市立東光小学校実践「とびだせ東光探検隊」
総合的な学習の時間が初めての3年生は,学年全体でのオリエンテーションで「課題」「調べる」「整理する」「まとめる」という学習の見通しをもつところから,始まりました。学習の導入では,東光は「いい町」なのかどうかを全体の課題に設定し,児童を探検隊の隊員に任命し,調べに行くことにしました。
地域のお店,美容室,病院,交番,防災センター等に行き,実際の道具や設備を見ること,質問や説明などを通して調査をしました。お店や商品に関する細かい情報,交番や防災センターの内部など知らなかったことをたくさん知ることができました。自分の見学に行ったところはとてもいいところだったという気付きが生まれました。

今後は,それぞれの行った場所への気付きから東光はいい町かどうかのまとめを子ども達それぞれが行いまとめていく予定です。

 オホーツク地区 2019年8月16日 掲載 
 
常呂川の環境学習を行いました。
川で遊ぶ時の注意を学習し、ライフジャケットを身につけ、たも網に追い込んで生物調査をしました。フクドジョウがたくさんいました。普段は近づけない常呂川に入り、生物を調査でき有意義な河川学習になりました。
その後、北見北斗高校のサイエンスクラブの生徒さんをお招きし、常呂川の学習で学んだことをプレゼンテーションしました。
サイエンスクラブのみなさんからは、同じフィールドの常呂川の環境について説明してくれました。そして、常呂川の『環境○×クイズ』を出してくれました。
高校生と交流し、楽しく、勉強になりました。
 函館地区 2019年7月21日 掲載 
 
函館市立鍛神小学校では、『ノーマライゼーション』の単元に取り組んでいます。社会科の安全なまちづくりの学習で校区内を探検していた際、横断歩道の誘導音や点字ブロックの存在に気づいた子どもたち。そこから、「視覚障害」についての探究心が芽生えました。そもそも「目が見えない」とはどのような状態なのかという疑問をもった子ども達は、3年生のときの経験から「詳しく知っている誰か」から話を聞けばわかるかも!という思いをもちました。そこで、函館視力障害センターの方をお招きし、「目の見え方」についてお話ししていただくことにしました。授業では、ゴーグルをつかった体験も行い、子ども達は「目が見えない」といっても『人それぞれ』見え方が違うということに気づくことができました。これからの学習で、『人ぞれぞれ』の見え方に合わせた支援について調べたり、視覚障害のある方の思いや願いに触れたりする学習を経て、“自分たちはこれから何ができるか”を考えていってもらいたいと思います。  
  釧路地区 2019年6月30日 掲載  
 
 釧路生活科・総合的な学習教育研究会では,令和2年10月2日(金)に開催予定の「創立30周年記念 北海道生活科・総合的な学習教育研究大会・釧路大会」に向けて少しずつ準備を進めているところです。

 5月18日(土)には,第1回実行委員会が行われ,釧路大会の組織編成や今年度の各部のスケジュール,今後の検討課題などが確認されました。

 また,6月5日(水)には研究部会が開かれ,今年度の釧路地区の研究主題,研究副主題について検討が行われました。釧路地区は今年度『手応えを感じながら学習のよさを実感し,未来社会を切り拓いていく子ども~学ぶ楽しさを感じ,深い学びを実現する生活科・総合の在り方~』と題して,「主体的・対話的で深い学び」を実現させるための方策を検討し,研究を深めていきたいと考えています。
(釧路市立昭和小学校 松田和也)

 留萌地区 2019年6月24日 掲載 
 
  令和元年度の留萌地区生総研総会・研修会を羽幌町にて行いました。当日の参加者は多くはありませんでしたが,今年度もこれまでと同様の活動に取り組んでいくことが確認されました。また,留萌地区生総研にとって久しぶりの新入会員があったことも明るいニュースです。さらに多くの方に加入していただき,授業実践交流の活性化や研修の深化を目指していけるよう,一同頑張っていきたいと思います。
上川地区  2019年5月27日 掲載 
 
  旭川地区と合同で,7月28日(日)・29日(月)の第28回全道宿泊研修会を主管させていただく上川地区です。上川地区の新年度体制は,5月25日(土)の総会からスタートします。総会の写真は今回の原稿に間に合わなかったため,情報部担当者の勤務校の昨年度の実践を紹介させていただきます。
  富良野市立東小学校1年生の生活科「もうすぐ2年生」で,これまでの「あさがお郵便」をまとめた冊子を使って,あさがお栽培を振り返る活動を行いました。「あさがお郵便」とは,道連盟発行の冊子「アクティブ!~あさがおを育てよう~」で取り上げられていた実践で,あさがおから観察カードに返事の手紙が来るというものです。昨年度初めて取り組んでみたところ,情意的・知的な気付きが価値づけられ,共有されることで,栽培活動への意欲が持続していく様子が見られました。発芽前後の手紙は「幼児フォント」でたどたどしい感じを出し,あさがおの成長と共に大人っぽい字体を変えていくようにすると,子どもたちは本当にあさがおから返事が届いたと思ったようでした。
(情報広報部・柞山)
 後志地区   2019年5月22日 掲載
 
 神恵内小学校では、生活科総合的な学習の時間発表会があります。
 発表内容は地域学習が多いこともあって、発表会は地域に公開されています。毎年村長さんも見に来てくれるほど賑わっています。
 札幌地区(情報部) 2019年4月26日 掲載 
 
1年生が入学してきて、2年生は先輩になりました。2年生最初の生活科では、「1年生に学校のことを教えよう」に取り組みました。
 1年先輩として、入学したての1年生と手をつないで、良く知った校内をあちこち案内して歩きました。2年生は、特別教室や様々な場所の情報を1年生に分かりやすく話し、1年生は興味を持ちながら探検していました。1年後、この経験を生かして、また同じように下の学年に伝えていけるといいなあ、と思います。 
釧路地区   2019年4月1日 掲載
 
 2年生の生活科では、最終単元「あしたへダッシュ」に取り組みました。この学習は、①自分の成長を振り返る、②友達のよさ、素敵さを伝え合う(さらに自分の成長を知る)、③お世話になった人に感謝の気持ちを伝える、④3年生の自分をイメージする、という順に進んでいきます。特に②③を重視し、今年度最後の参観日では、「自分の成長を発表する」活動を行いました。1人1人の発表の後、保護者も交えて自由に成長を交流し合う時間を取り、子どもたちはたくさんの人に自分の成長を伝えることができました。保護者のみなさんも、お子さんの成長をひしひしと感じてくれたようで、その後に協力してもらったお手紙には、お子さんが赤ちゃんの時のことや今後に期待することなどさまざまなことが書かれていました。

友達と、先生と、そして一番近くでお子さんを支えてきた保護者のみなさんとともに、1人1人の成長を振り返り、3年生への希望をもち、生活科の全ての学習を終えました。

2年生のみんな、生活科の卒業おめでとう!!!

渡島地区   2019年3月25日 掲載
 
八雲町立八雲小学校では,4年生が「総合的な学習の時間」に,八雲の歴史を絵本にまとめる活動を行いました。八雲は尾張徳川家による開拓によって広まった町で,歴史はたいへん深い町です。にも関わらず,八雲の人々が八雲の歴史についてくわしく知るための術がないということに課題意識をもちました。
 そこで子供たちは,「八雲の開拓の歴史」,「昔と今の町の変化」,「木彫り熊」のテーマにそって絵本を作成しました。絵本の作成には,ゲストティーチャーとして八雲町郷土資料館の学芸員さんにも何度かご来校いただき,子供たちの絵本にアドバイスをいただきました。作成した絵本は,3月21日から八雲町の郷土資料館で展示されることになりました。もし八雲町にお越しの際はご覧ください。
  
留萌地区  2019年3月25日 掲載 
 
 2月19日(月)に,羽幌町中央公民館にて,今年度最後の役員研修会を行いました。多くの会員が参加し,1年間の活動の記録を振り返るとともに,次年度の方針を含めた理論研修を行いました。新学習指導要領についてよく理解し,今後どのような「学び」が求められているのかを踏まえた授業づくりに取り組んでいくことの必要性を感じる研修内容となりました。また,生活科・総合的な学習の時間の枠の中で,「プログラミング教育」をどのように扱っていけるのか,ということも話題に上がりました。  会員数は少ない留萌地区ですが,次年度は研究の内容を焦点化し,研修で身に付けたことをすぐに日常に生かせるような,“実のある活動”に取り組んでいきたいと思います。
上川地区   2019年3月25日 掲載
 
 新学習指導要領においても,生活科では「見通し」や「振り返り」が重視されています。学習指導要領解説の生活編には「見通し(見通す)」が72回,「振り返り(振り返る)」が57回も登場しています。そこで,単元を進める中で見通しをもたせたり,振り返らせたりするための方法として,各学校で蓄積されている記録写真やビデオの活用が考えられます。
現在勤務校の富良野市立東小学校1年生は,新1年生の1日入学も兼ねた単元「もうすぐ2年生」の導入で,1年前に自分たちが参加した1日入学の様子を写真で振り返りました。当時の写真を数枚見せた後で, 「今の自分なら,1年前の自分にどんなことを教えたいと思うかな」と問いかけました。すると「友達が増えること」「休み時間が楽しいこと」「給食の人気ランキング」など,普段発言が控えめな子どもからも次々と意見が出ました。これらの意見を,1日入学の交流に生かすことができました。
また「もうすぐ2年生」では,進級に向けての期待を膨らませることもねらいにしています。1年生にとっては初めての卒業式も,昨年度の様子をビデオで見せることで,式の雰囲気が伝わりやすくなりました。今後は6年生との交流遊びもあるため,6年生への感謝の気持ちを表す方法や,自分たちの学校生活の向上につながる気付きが生まれることを願っています。
後志地区  2019年3月25日 掲載 
 
神恵内村は人口が900人を割ってしまい子どもの数も少なくなっています。
そのため、保育所、小学校、中学校とエスカレーター式に上がっていきます。
写真は、1年生教材、フェスティバルに保育所の子を招待した写真です。当たり前ですが全員顔見知りです。小学校教員の私も、中学生、保育所の子どもたちの顔と名前がわかるようなアットホームな村です。
 
函館地区   2019年3月10日 掲載 
 
 函館市立鍛神小学校では、『Let’s GO!食調べ隊!』の単元に取り組んでいます。給食に関するアンケートをきっかけに、普段何気なく食べている給食に対して、「どうして嫌いなものが出るんだろう?」「栄養があるから?」「焼肉だって栄養があるんだから給食に出してほしい!」と、様々な思いをもった子どもたち。「じゃあ、給食について調べてみよう!」と、調査を始めました。本で調べたり、給食室をのぞき込んだりしながら調査をすすめているうちに、自分達ではわからないことが増え、「栄養教諭の先生に聞いてみたい!」という思いが生まれました。これから栄養教諭の先生へのインタビューを通し、給食にはさまざまな『人』がかかわっていることに気付き、その人達の『思い』を考えられるよう単元をすすめていきます。また、給食だけでなく家での食事にも目を向け、家族の『思い』にも触れながら、自分達の「食」を見つめなおしていく予定です。
 オホーツク地区 2019年3月3日 掲載 
 
2月2日に生田原温泉ノースキングで冬季宿泊研修研修会を行いました。
まず、6年生の総合的な学習の時間の指導計画を考え、グループごとに交流しました。
次に、来年度からの研究内容について話し合い、お互いに意見を出し合いました。
その後、懇親会・2次会で親睦を深め、有意義な研修会となりました。
 
 札幌地区  2019年2月24日 掲載 
 
子どもたちにとって待望の雪遊びシーズンがやってきました。スキー学習がすべて終わった後の雪山を使って尻滑りをしたり、広いところで雪を集めて雪像を作ったりします。写真は尻滑りの様子です。一人で滑っているうちに仲良しの友達とつながって滑ったり、違う姿勢で滑ったりして、新しい滑り方を見付けていきます。みんな遊びの天才です。
 旭川地区  2019年2月19日 掲載
 
124日に北海道生活科・総合的な学習研究大会を見据えた指導案検討会を行いました。単元配列表を作成・活用することで単元構成を工夫し、深い学びへ誘う指導方法を構築することで、旭川の研究主題である「骨太な子どもの育成~主体的・対話的で深い学びの実現~」を目指しています。今回は旭川市立向陵小学校で行う公開授業に向けた指導案検討会でしたが、参加者間で活発な意見交流が行われ、より指導案の質が高まったと感じられました。

今後、授業実践や渋谷調査官の講話などを通し、現在の研究をさらに深めることによって、来年度の全道大会を成功させたいと思っています。

 札幌地区  2019年1月24日 掲載
 

1月10日冬季セミナーを開催しました。テーマはSDGs講師にカードゲームファシリテーターをお迎えし、ゲームをしながら研修をしました。会場を世界に見立て、経済や環境、社会の発展と個人の目的を意識しながら進めます。周りの人とコミュニケーションをとっていきながら、いつの間にか自分が世界の一員であることを感じることができました。貴重な体験をすることが出来た研修会となりました。

 釧路地区 2019年1月24日 掲載 
 

釧路生活科・総合的な学習教育研究会では、10月27日(土)に釧路市立城山小学校を会場に夏季研修会を行いました。2020年の全道大会釧路大会に向けて「今後の研究の進め方」を確認したり、「単元配列表」の活用について考えたりしました。

釧路地区の研究主題『手応えを感じながら学習のよさを実感し、未来社会を切り拓いていく子ども~思いや願いを大切に、楽しみながら学び合う生活科・総合の在り方~』の実現に向けての視点や手立てについて話し合われました。今後、授業実践を通して、子どもが思いや願いを拡げたくなる単元構成や子どもが協働的な学びを通して手応えを感じるための工夫について検証していきたいと考えています。

また、「単元配列表」については、研究部が作成した単元配列表を基に、4~5人のグループで生活科・総合の単元と各教科等との関連の具体を考える演習を行いました。こちらも2020年を見据えて、成果と課題をまとめつつ、より活用しやすいものを目指して取組を進めていきたいと考えています。

日程が大幅に変更になっての開催でしたが、たくさんの先生方の参加があり、一人一人にとって学びの多い研修会となりました。 

 上川地区 2019年1月24日 掲載 
 
 今年度の管内研究大会は,10月10日に上川管内教育研究会中部地区研究大会と併催しました。東神楽町立東聖小学校・広瀬史雄教諭の「12歳のハローワーク」(6年・総合)の授業です。授業は,前時の振り返り(東神楽中学校の新旧生徒会役員に,中学校生活の様子を聞いたこと)から始まり,「中学校生活にはどんな特徴があるのか」という課題のもと,ダイヤモンドランキングを使って,それぞれが1番に選んだ特徴と,そう考える理由をまとめていく内容でした。思考ツールの活用が効果的で,グループ交流では次回の中学校訪問時に聞いてみたいことをしっかりとまとめていました。
渡島地区  2019年1月24日 掲載 
 
  森町立尾白内小学校にて授業公開がありました。
6年「10年後の未来にもとめられる森町」をテーマに,パネルディスカッションを行うための準備として,どの観点でパネルディスカッションをするのか観点を選び出すグループワークを行いました。
3つのグループに分かれ,前時までの学習で聞いた役場の人の話や,炭焼き職人さんの話,カキの養殖をしている人の話を思い出しながら,活発に話し合い,観点を選び出していました。
 函館地区 2019年1月24日 掲載 
 
 函館市立湯川小学校の2年生では「うごくうごく わたしのおもちゃ」の単元に取り組んでいます。1年生を招待し、楽しんでもらう!というゴールを定め、各グループで試行錯誤しながら、おもちゃを作成しています。できたおもちゃで、どのように遊ぶか、より楽しいルールや景品も工夫しながら作っています。

 作っていくうちに、「ここがどうしてもうまくいかない」「どんなふうにすれば、もっと楽しんでもらえるだろう・・・」と、どんどん課題も出てきました。

 それぞれの課題を話し合う場として、グループを超えて「相談コーナー」を作ることにしました。友達同士でアドバイスをし合いながら、より楽しいおもちゃランドを作るために奮闘中です。

 留萌地区 2019年1月24日 掲載 
 
 11月12日(月)に,羽幌町立羽幌小学校にて,管内研究大会を行いました。当日は5年生の授業を公開し,多数の参加者が見守る中「バリアフリー」を題材にした学習が行われました。街頭アンケートやインタビューなどで集めた情報をもとに,今後の町づくりの在り方について考えを深める場面の学習でした。町役場の福祉課の方や町内の福祉施設の方をゲストティーチャーとして招き,子どもたちの発表に対するコメントをいただく場面もあり,授業者の工夫が感じられる有意義な研究大会となりました。
 旭川地区 2019年1月24日 掲載 
 
  旭川市立西御料地小学校にて1年生生活科「あきとともだち」の研究授業が行われました。授業は子供たちが森で発見した宝物について発表し、秋のよさに気付きを広げていく内容でした。自分の宝物を手に取りながら願いや思いを発表する子供の姿から、生活科において主体的な体験活動の重要性を改めて考えることができました。
 その後の研究協議では様々な視点から今回の授業や研究について話し合われました。一つ一つの内容の質が高いため、時間をかけて実践に落とし次年度の全道大会につなげていきたいと考えています。
 オホーツク地区  2019年1月24日 掲載
 
 104日、東藻琴小学校で網走地方教育研修センター「生活科・総合的な学習の時間」講座の研究授業を行いました。
6年生総合的な学習の時間『未来のワタシ』の授業です。子ども達は職場体験を経て、「働くとはどういうことか?」を追究しました。4つの職場での体験やインタビュー活動を通して,感じたことやわかったことを交流しました。予想と比べ「お金のためだけではなくて…」と考えを深めることができました。
 後志地区  2019年1月24日 掲載
 
 神恵内小学校2年生の実践。定番の「町たんけん」です。

 人口800人の村なので、店を探すのも大変です。コンビニもありません。

 この店は「伊藤精肉店」。もちろん、村唯一の肉屋です。子どもと訪れると、全員顔見知りで、なんと子どもたちの肉の好みまで知っていました。

 上川地区 2019年1月24日 掲載 
 
富良野市立東小学校の4年生は,総合「やってみよう演劇活動」の集大成として,10月に開催される第16回ふらの演劇祭に出演します。文化庁の「芸術家の派遣事業」を活用して,9月の学芸会に向けてプロの役者さんから指導を受ける機会がありました。また,演劇祭の会場となる「ふらの演劇工場」での練習でも,たくさんのアドバイスをいただきながら表現に磨きをかけています。

写真は,1回目のリハーサルの前に,演劇祭の会場となる「ふらの演劇工場」について太田工場長の話を聞いている様子です。その後の施設見学と合わせて,舞台がたくさんの人たちによって支えられていることがわかりました。

 函館地区  2019年1月4日 掲載  
 
 鍛神小学校の3年生で行っている,『調べよう!身近な生き物』の学習がいよいよ終盤を迎えました。「植物についてパンフレットを作り、身近な人たちに見てもらいたい!」という思いを持って活動をすすめてきた子ども達。パンフレット完成後、“パンフレット見てもらおう作戦”と題し、展示会の内容や展示会に来てもらうために必要なことを話し合いました。結果、ポスターを作ったり、放送で呼びかけたりするなどして、全校児童や先生方に向けた宣伝活動を生き生きと行ってきました。展示会会場にパンフレットを並べ終えた子ども達は、「いよいよ見てもらえるぞ!」とはりきっています。

展示会終了後、単元のまとめに入る予定ですが、まずは、子ども達が達成感を得られるような展示会になることを願っているところです。

旭川地区 2019年1月4日 掲載  
 
 今年度2回目の学習会では「川の町 旭川」をテーマに,地域に根ざした総合的な学習の単元作りを行いました。
 まずは,永山新川を中心に自然の様子や川にまつわる災害の実際の場面,先人たちの開拓の歴史と結びつけながら新しい情報を提供していただきました。今回は実際に川での調査活動はできませんでしたが,映像を用いてイメージを共有することができました。
 その後,知り得た情報を踏まえながら,単元作りを行いました。既存の単元に合わせるのではなく,自由な発想で単元を作ることを目標としました。それぞれのチームが魅力ある単元を構成し川を多様な見方・考え方で捉えることで,旭川という町の魅力を再認識できる時間でした。
 渡島地区 2019年1月4日 掲載     
 
  さけふ化場見学と長万部トマトハウス工場見学に行きました。
トマトについては、長万部町地方創生事業で、サンゴとホタテチップを使うことで、従来のものと比べて甘くて、普通のトマトより2倍近く実がなるそうです。
世界で初めての技術ということで、試食もさせていただき、子供たちもそのおいしさに驚いていました。
 留萌地区 2019年1月4日 掲載     
 
  7月末に,留萌地区の夏期学習会を羽幌小学校で行いました。参加者は5名と少なかったですが,熱心な雰囲気のもとで行われました。当日の研修テーマは,新学習指導要領を意識したこれからの生活科・総合的な学習の授業作り,および今年度の管内研究大会に向けての方針の確認でした。今年度の研究大会は,高学年担当の若い先生に授業を行っていただきます。授業者はもちろん,留萌地区生総研にとっても実り多きものになるよう,これから取組を進めていきたいと思います。
 留萌地区 2018年12月13日 掲載  
 
 9月中旬,苫前町の3年生が,地域の産業について学ぶために見学学習を行いました。地域を代表する産業の一つは,水産業です。この度は,「ホタテ漁業見学」をさせていただきました。稚貝を顕微鏡で観察したり,海から上げたアミを観察したり,稚貝をアミに入れる作業を体験したりしました。もう一つは,農業です。町内の農家さんにご協力いただき,特産品「とままえメロン」を育てているビニルハウスを見学させていただきました。大きくたわわに実ったメロンが,ハウスの中いっぱいに広がる様子に,子どもたちは「すごい!」「大きい!」「おいしそう!」などと感激していました。見学の後は,学んだことをもとに,調べ学習をまとめるポスターや新聞づくりに取り組んでいきます。探究的な学びを通して,考えを深めたり,地域に愛着を感じたりできるようになってほしいと思います。
 上川地区  2018年10月23日 掲載
 
 富良野市立東小学校・4年生総合「やってみよう福祉活動」のまとめの活動として,高齢者の方を招いた「ふれあいの集い」を実施しました。昨年度は単元の導入で,しょうがいのある人の生き方について調べることをきっかけとしていましたが,今年度は高齢者の生活に目を向けさせ,人口変化のグラフから今後高齢者と関わっていくことが必要であることに気付かせるように工夫し,単元を展開していきました。
子どもたちがよさこいソーランを発表した後は,一緒にふまねっと運動体験や給食試食会を行いました。また,子どもたちが特技を披露する場面もあり,短い時間ながらも親睦を深めることができました。
 後志地区 2018年9月21日 掲載  
 
5年宿泊学習。神恵内村、村内で行うので地域学習満載です。写真は、ウニむき体験。
村の子たちは、夏に「ウニあきた~」などよく話しているほど身近です。
その他、野外炊飯は、マスの素揚げを入れた郷土料理「マスカレー」を作ります。
また、ウエットスーツを着て海に入ったりと、なかなか体験できないことができます。
 
オホーツク地区  2018年9月13日 掲載 
 
 遠軽町立東小学校3年生は『ふしぎがいっぱい身近な自然』の学習で遠軽の特産物であるアスパラ農園に見学に行っていきました。まずは、倉庫でアスパラの育て方や選別方法を学んでから、50mほどあるアスパラハウスへ行きました。「太くて長いのを3本とっていいですよ。」と言われ真剣に探す子供たち。子供の力ではなかなか切れず苦労していましたが、厳選したアスパラを収穫しました。
 お家に持って帰って、ゆでてマヨネーズをつけて食べたり、ベーコンや肉に巻いて焼いたり、おいしく食べたようです。ちなみに生産者の方のおすすめの食べ方は、魚焼きグリルで焼くのが一番!とのことです。見学の後は、新聞にまとめました。
函館地区  2018年8月26日 掲載
 
 鍛神小学校の3年生では,『調べよう!身近な生き物』の学習を行っている最中です。子どもたちの思いから、学校で見つけた植物についてのパンフレットをつくり周りに紹介することになりました。パンフレット制作に向け、自分が興味をもった植物について、それぞれが調べたい内容を図鑑やインターネットをつかって調べました。しかし、名前も知らないため、なかなか上手く調べられません…。そこで、子どもたちは「植物に詳しい人に聞いてみたい!」と思いを強くもつようになりました。

そして、先週、念願の「植物博士」(他校の植物に詳しい先生)をお招きし、植物について教えていただく時間をつくることができました。限られた時間でしたが、博士の豊かな知識に子どもたちは大興奮。あっという間に時間がすぎたことを悔しく思う姿がみられました。

これから、手にした情報を整理し、植物の魅力が伝わるようなパンフレットとはどのようなものかを考えたり交流したりしながら、学習をすすめていく予定です。